知って得する歯の豆知識

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歯っ!とする豆知識をご紹介します

80歳で20本以上の歯を残そう、という「8020(ハチマルニイマル)運動」が日本で展開されていることをご存じでしょうか。しかし調査によると、現在の日本では80歳の時点で残っている歯の数は、平均で約10本ほどだといいます。これは、スウェーデンやアメリカなど歯科先進国にかなりの差をつけられていることになります。こちらでは、ご自身の歯に興味・関心を持ってもらうきっかけになるような豆知識を、東村山の歯医者「レイデンタルクリニック」がご紹介します。ぜひ、「8020」の実現にお役立てください。

歯ブラシと歯みがき粉の選び方

歯ブラシは「大きさ」と「毛の硬さ」が大切

歯ブラシは「大きさ」と「毛の硬さ」が大切

歯ブラシ選びで大切なのは大きさと毛の硬さです。以下を参考に、ご自身にあったものを選んでください。

大きさ 歯ブラシのサイズは、歯並びや口の大きさに合わせて選びましょう。大きすぎても小さすぎてもみがきにくくなってしまいます。
毛の硬さ 「毛のかたさ」は、歯ぐきの健康状態で決めましょう。歯ぐきが健康であれば「ふつう」がおすすめ。一方、歯ぐきが弱かったり、血が出やすかったりする場合は「やわらかめ」を使い、やさしく歯みがきしましょう。「かため」がお好みの方は、強さや動かし方に注意をして、歯ぐきを傷つけないようにしてください。
歯みがき粉は目的で選ぶ

歯みがき粉は目的で選ぶ

歯みがき粉には、さまざまな成分が配合されています。本体や外箱に表示されている成分を確認し、自分の目的に合った成分が配合されている歯みがき粉を選びましょう。

Pickup!

歯みがき粉の研磨剤が歯をどんどん削っていくって本当?

このようなうわさを耳にして、歯みがき粉を少なめにしてみがいている方はいませんか? 確かに歯みがき粉には研磨剤が配合されていますが、正しい歯みがきの方法でみがけば、歯を傷つけることはありません。なお、歯みがき粉の適量の目安は、歯ブラシに1~2cmほどです。意外と多いと感じるかもしれませんが、配合成分の効果をしっかりと発揮させるためにはこのくらい必要なのです。

歯をみがくタイミング

歯をみがくタイミング

「歯みがきは食後すぐが効果的」というのは、実はもう古い考え方です。最新の研究では、食後すぐの歯みがきは食べ物の酸を歯に深く早く浸透させることになり、かえって歯にダメージを与えてしまうことが明らかになっています。歯を守る歯みがきのタイミングは、食後30分以上たってからがおすすめ。ぜひ今日から実践してみてください。

実はたくさんあります、電動歯ブラシの種類

実はたくさんあります、電動歯ブラシの種類

小刻みな動きを長時間持続しやすい電動歯ブラシは、歯みがきが身体的負担になるご年配の方におすすめの道具です。しかし、その電動歯ブラシの中には振動歯ブラシ、音波歯ブラシ、超音波歯ブラシと、いろいろな種類があります。一体どれを選んだらいいのか迷われる方も少なくないのではないでしょうか。

振動歯ブラシや音波歯ブラシを使う場合は、基本的に歯にあてておくだけです。一方、超音波歯ブラシは、普通の歯ブラシと同様に細かく動かす必要があります。電動歯ブラシを使えば、どれでも楽にきれいにできるというわけではないのです。

まずは各歯ブラシの特徴を知ること、各自のお口の中の状態を知ることからはじめ、それらから総合的に判断する必要があるでしょう。どれが一番良いということは一概には言えませんが、ご相談いただければアドバイスを差し上げることは可能ですので、お気軽にご相談ください。

※電動歯ブラシはペースメーカーを使用している場合には使えません
※歯並びが悪く、清掃のために歯ブラシの複雑な動きを要する場合には、電動歯ブラシでは十分に清掃できないかもしれません